神戸気密測定舎

関西エリアの気密測定は気密測定士在籍の神戸気密測定舎にご依頼ください

気密測定費用+対応エリア

金額55,000円 (税込)~  + 実費交通費
対応エリア:兵庫・大阪・奈良・京都・滋賀・和歌山・岡山
詳細
測定回数は1回となります。
測定の条件は「断熱工事、気密工事、開口部・貫通部の目貼り」が完了している必要があります。

気密測定フロー

事前準備

測定に必要な書類の確認

  • 現場地図
  • 平面図
  • 立面図
  • 仕様書
  • 室・階高のわかる資料(断面図、矩計図等)
  • 基礎断熱の場合は基礎高さが分かる図書(基礎詳細図等)
  • 屋根断熱・桁断熱の場合は小屋裏高さのわかる図書(断面図、矩計図等)

実質延べ床面積の確認

C値(相当隙間面積)とは
総相当隙間面積を外皮内の実質延べ床面積(S)で割ったもの
総相当隙間面積aA(㎠)➗ 実質延べ床面積S(㎡)
測定前に算出する必要があります。

施工状況確認

目張り

気密測定の対象は外皮となるため、外皮に設けられている開口部や換気口、外皮を貫通している配管及びダクトについては目張りを行う。 現場の状況に応じて最適な方法で目張りを行う。

中間時測定の場合は、完成時に想定される環境に近い状態になるように目張りを行います。

瑕疵確認・施工ポイント

漏気の可能性が高い箇所

玄関ドア・勝手口・土台部(玄関框)

  • 玄関ドア枠周りについて

    玄関ドア周りは、テープやコーキング等で気密処理をしましょう。
    隙間が狭く気密処理しにくいですが空気を抜いて施工を心がけましょう。
    玄関ドア枠の下端に隙間なくモルタル詰め基礎とドア枠取り合いはウレタンやコーキングを充填しましょう。

  • パッキンについて

    基礎と基礎バッキン、土台と剛床の取り合いは、漏れやすいのでテープなどで気密処理をしましょう。
    また、パッキンとパッキンのつなぎ目もコーキングやウレタンスプレーなどで気密処理をするのがおすすめです。

換気口(壁)

配管周りの隙間にコーキングを充填、また気密テープで気密処理する。

給排水管

床下断熱の場合、重要なポイントになるのが、床から立ち上がる配管や配線の気密処理です。
配管周りの隙間にコーキングや気密テープなどを使用して隙間のないように寒ぎます。
床下断熱は気密が取りにくいですが、細かなところを一つ一つ処理することで性能向上につながります。

ユニットバス(土間スラブ断熱、基礎貫き配管)

ユニットバスは立ち上りと土間スラブ断熱し、断熱材のジョイントは気密テープで気密処理します。給湯給水の配管周りと基礎の立ち上がり箇所の取り合いをウレタンや気密テープなどを使用して隙間を塞ぎます。

配線

間仕切り壁配線は束でなく1本1本配線し、コーキングで1本ずつ隙間を埋めます。
まとめ配線だと、配線同士の隙間が漏れやすくなります。

1本づつが ポイント

コンセントは気密コンセントボックスを使い、穴を開けた個所には隙間にコーキングやウレタンを充填します。

漏気のポイント

(剛床の繋ぎ目、柱周り)床下断熱

剛床の繋ぎ目を気密テープで圧着させて貼ります。
出来ればビス穴を押さえるようにします。

(木材のジョイント、間柱、壁と床の取り合い、気密シート貼り)

柱・間柱と床の取り合い部分。剛床の下で気密処理してあっても漏気する可能性が高くなります。
この隙間にウレタンまたはコーキングを充填、さらに上から気密テープを貼ると効果的です。

気密シートはシート・テープ共にヨレ無いよう真直ぐに貼りましょう。テープの施工では未接着部分やしわ、気泡を作らないように注意すること。
シートの施工にタッカーを使う場合は注意しましょう。微量だが針の穴から気密漏れする可能性があります。針の上から気密テープを貼ることにより気密性が向上します。

  • 梁や柱のジョイントは伝い漏れする可能性があります。気密テープまたはコーキング(幅広)を施工します。
  • 間柱の接合部分に気密テープを貼ります。
    断熱材がウレタンの場合、隅を押さえるようウレタンにテープがかかるように施工します。

気断熱バネル工法は、柱間に施工するとき内外両方からコーキングを入れます。
断熱材の際がシールされて無い場合はコーキングを入れます。
コーキングは切れないよう出来るだけ幅広で施工が必要です。

天井(気密シート貼りの注意、柱周り)

天井は極力フラットに気密シートを貼れるよう下地を作ります。
シート・テープ共にヨレ無いよう真直ぐに貼り、テープのしわ・気泡に注意する。
柱、間柱周りは漏れやすい箇所なので注意が必要です。

天井(ボード状の断熱材)

ジョイント部分箇所。気密テープでしっかりと処理をする。
断熱材と断熱材の取り合い箇所暇疵可能アリ。

ジョイント部分箇所は気密テープでしっかりと処理をする。
隙間なくウレタン充填。

基礎

押出し法ポリスチレンフォームの場合:断熱材のジョイント箇所をしっかりと気密テープで処理をする、現場発泡ウレタンフォームの場合:隙間なくウレタン充填する。

  • 基礎断熱はシロアリの蟻道に注意して施工が必要
  • 熱橋部分の処理

  • 配線箇所の処理

外部風速確認

外部風速の確認

測定時には外部風速が3m/s以下であることを確認する。
風速計が無い場合は、ビューフォート風速階級を参照し、風速階級が2以下であることを確認する。

外部風速が3m/s を超えていても、室内外の圧力差が3Pa以下であれば測定は可能です。

予備測定

ファン運転・予備測定

目張りの抜けや不足がないか確認の為にファン運転および予備測定を行います。

  • 気密測定器を操作しファンを運転させ、内外差圧が50Pa程度まで上昇するか確認する。
  • 差圧を上げることにより、目張りや別張り気密シート等の気密施工を損壊する場合があるので損壊させないよう、気密部分を確認しながらゆっくりと差圧を上げる。
    損壊すると想定される場合は、登録測定員等が損壊しないと判断する差圧までで良い。
    損壊した場合は、損壊時の差圧を把握した上で、即座に運転を停止させる。
    本測定・予備測定の際の差圧は損壊させない範囲で5点測定すること。

本測定

測定種類の確認

JIS準拠測定

JIS A 2210:「送風機による住宅等の気密性能測定方法」、IBECS(一般社団法人 建築環境・省エネルギー機構)「気密測定技能者養成講習テキスト」に準拠した測定になります。 JIS準拠測定は、試験前後の室内外差圧差の測定(ゼロ調整、測定外乱測定)と3回測定を行います。

測定準備 約60分(現場養生 測定器設置等)
測定時間 約30分

ご依頼・お問合せ

気密測定は、日本気密測定推進協会会員の神戸気密測定舎にお任せください。 気密測定フロー & 気密測定費用 はこちら

測定依頼者様への提出書類

気密測定を依頼された際には、「気密測定性能結果報告書」「Dplphin2結果報告書」「現場写真」を ご提出させていただきます。また、別途費用が発生しますが、保証書・証明書の発行も行っておりますので、必要な場合はお申し付けください。

  • 気密測定性能結果報告書気密測定性能結果報告書
  • Dolphin2結果報告書Dolphin2結果報告書
  • 現場写真(計4枚)現場写真(計4枚)
お電話でのお問合せ0800-170-8787

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