気密測定費用+対応エリア
- 詳細
- 測定回数は1回となります。
測定の条件は「断熱工事、気密工事、開口部・貫通部の目貼り」が完了している必要があります。
気密測定の対象は外皮となるため、外皮に設けられている開口部や換気口、外皮を貫通している配管及びダクトについては目張りを行う。 現場の状況に応じて最適な方法で目張りを行う。
玄関ドア周りは、テープやコーキング等で気密処理をしましょう。
隙間が狭く気密処理しにくいですが空気を抜いて施工を心がけましょう。
玄関ドア枠の下端に隙間なくモルタル詰め基礎とドア枠取り合いはウレタンやコーキングを充填しましょう。
基礎と基礎バッキン、土台と剛床の取り合いは、漏れやすいのでテープなどで気密処理をしましょう。
また、パッキンとパッキンのつなぎ目もコーキングやウレタンスプレーなどで気密処理をするのがおすすめです。
配管周りの隙間にコーキングを充填、また気密テープで気密処理する。
床下断熱の場合、重要なポイントになるのが、床から立ち上がる配管や配線の気密処理です。
配管周りの隙間にコーキングや気密テープなどを使用して隙間のないように寒ぎます。
床下断熱は気密が取りにくいですが、細かなところを一つ一つ処理することで性能向上につながります。
ユニットバスは立ち上りと土間スラブ断熱し、断熱材のジョイントは気密テープで気密処理します。給湯給水の配管周りと基礎の立ち上がり箇所の取り合いをウレタンや気密テープなどを使用して隙間を塞ぎます。
間仕切り壁配線は束でなく1本1本配線し、コーキングで1本ずつ隙間を埋めます。
まとめ配線だと、配線同士の隙間が漏れやすくなります。
コンセントは気密コンセントボックスを使い、穴を開けた個所には隙間にコーキングやウレタンを充填します。
剛床の繋ぎ目を気密テープで圧着させて貼ります。
出来ればビス穴を押さえるようにします。
柱・間柱と床の取り合い部分。剛床の下で気密処理してあっても漏気する可能性が高くなります。
この隙間にウレタンまたはコーキングを充填、さらに上から気密テープを貼ると効果的です。
気密シートはシート・テープ共にヨレ無いよう真直ぐに貼りましょう。テープの施工では未接着部分やしわ、気泡を作らないように注意すること。
シートの施工にタッカーを使う場合は注意しましょう。微量だが針の穴から気密漏れする可能性があります。針の上から気密テープを貼ることにより気密性が向上します。
気断熱バネル工法は、柱間に施工するとき内外両方からコーキングを入れます。
断熱材の際がシールされて無い場合はコーキングを入れます。
コーキングは切れないよう出来るだけ幅広で施工が必要です。
天井は極力フラットに気密シートを貼れるよう下地を作ります。
シート・テープ共にヨレ無いよう真直ぐに貼り、テープのしわ・気泡に注意する。
柱、間柱周りは漏れやすい箇所なので注意が必要です。
ジョイント部分箇所。気密テープでしっかりと処理をする。
断熱材と断熱材の取り合い箇所暇疵可能アリ。
ジョイント部分箇所は気密テープでしっかりと処理をする。
隙間なくウレタン充填。
押出し法ポリスチレンフォームの場合:断熱材のジョイント箇所をしっかりと気密テープで処理をする、現場発泡ウレタンフォームの場合:隙間なくウレタン充填する。
測定時には外部風速が3m/s以下であることを確認する。
風速計が無い場合は、ビューフォート風速階級を参照し、風速階級が2以下であることを確認する。
目張りの抜けや不足がないか確認の為にファン運転および予備測定を行います。
JIS A 2210:「送風機による住宅等の気密性能測定方法」、IBECS(一般社団法人 建築環境・省エネルギー機構)「気密測定技能者養成講習テキスト」に準拠した測定になります。 JIS準拠測定は、試験前後の室内外差圧差の測定(ゼロ調整、測定外乱測定)と3回測定を行います。
測定準備 約60分(現場養生 測定器設置等)
測定時間 約30分