気密測定とは
建物の隙間面積など気密性能を空気の流れから算出して評価する方法です。
気密測定器を用いて建物内外の気圧差を利用し、空気漏れ箇所を特定します。
隙間を埋めることで気密性能を向上させ、外部の温度変化や風の影響を抑えられます。
これにより建物のエネルギー消費性能を向上させることができます。
C値(相当隙間面積)とは
総相当隙間面積を外皮内の実質延べ床面積(S)で割ったもの
総相当隙間面積を外皮内の実質延べ床面積(S)で割ったもの

総相当隙間面積aA(㎠)➗ 実質延べ床面積S(㎡)
測定のタイミング
測定の実施時期は主に2 回あります。
気密測定は2回やりましょう
中間時測定(数値の改善が出来る測定)
クロスやボードが張られる前、断熱気密層が完成した時点で実施する測定です。
隙間の正確な位置が特定でき、手直しも可能。
隙間を埋める気密処理をすることで、気密性能を向上させることができます。
測定後の手直しが出来る事がメリット

完成時測定(数値の改善が出来る測定)
気密測定の原則は物件が完成した後、お施主様が入居される直前で実施する測定です。
測定後の手直しは不可

気密測定は基本的に完成時に測定するのが原則です